毎日残業当たり前はおかしい!毎日残業して感じた変化と抜け出す方法

毎日残業当たり前はおかしい!!

※本記事は内容に広告・プロモーションを含みます

かりん

毎日残業してるけどこれって当たり前なのかな?
みんな毎日残業するものなの?

なおひ

残業が続くとマヒしてくるけど毎日残業は当たり前じゃないよ!
そのまま続けていると自分の時間をどんどん失うから要注意!

毎日当たり前のように残業している、定時で帰れた記憶ははるか前…

社会人ならば毎日残業も当たり前だと思って耐えていませんか?

実は毎日残業は全く当たり前ではなく、正社員の半数は月の残業が20時間以下であることが分かっています。

正社員の残業時間割合

引用:「長時間残業」に関するアンケート|インターワイヤード調べ

かりん

でも、うちの会社はみんな残業してるよ?

周りが残業しているから自分も残業するのが当たり前となっている人も多いですよね。

毎日残業が当たり前になってしまう会社にはいくつかのおかしな特徴があります。

本記事では毎日残業がおかしい理由とそこから抜け出す方法について紹介します。

本記事は月80時間残業⇒毎日定時と働く環境を変化させた僕の経験をベースに作成しています。

この記事の著者
  • 新卒配属部署が残業地獄&休出多数
  • キャリアコーチングで悩みを明確化
    ⇒社内公募で異動成功
  • 現在は在宅勤務+毎日定時な会社員
  • 仕事に余裕をもつための情報を配信中

運営者プロフィール・Twitter(@Naohi99

この記事で分かることは以下の通りです。

目次

毎日残業当たり前はおかしい

かりん

上司も先輩もみんな毎日残業してるし、社会人なら残業って普通なのかな?

いえ、残業が毎日あるというのは普通の状態ではありません。

周りもやっているし当たり前、と思っていると残業地獄から抜け出せなくなってしまいます。

労働基準法上は毎日残業はおかしい

労働基準法 第32条には以下の通り明記されています。

第三十二条 

使用者は、労働者に、休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、労働させてはならない。
使用者は、一週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き一日について八時間を超えて、労働させてはならない。

労働基準法 第三十二条 

大体の会社は定時は8時間であり、労働基準法に沿うと基本的に残業は存在してはならないものです。

36協定も毎日残業は許可していない

基本的に残業はしてはならない。

そうはいっても突発的なトラブルや繁忙期の場合は定時で仕事を切り上げるのが難しいこともあります。

そんな時の特例措置が36協定です。

労働基準法の第36条には以下の通りの記述があります。

第三十六条 

使用者は、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者との書面による協定をし、厚生労働省令で定めるところによりこれを行政官庁に届け出た場合においては、第三十二条から第三十二条の五まで若しくは第四十条の労働時間(以下この条において「労働時間」という。)又は前条の休日(以下この条において「休日」という。)に関する規定にかかわらず、その協定で定めるところによつて労働時間を延長し、又は休日に労働させることができる。

労働基準法 第三十六条

つまり、労働者と使用者の間で合意して協定を結んだ場合にのみ残業が許可されるというものです。

ただし、無制限に許可されるわけでは無く以下のような制限があります。

36協定

  • 時間外労働の上限は月45時間、年間360時間まで
  • 臨時的な特別措置があっても月平均80時間、年間720時間まで
  • 月100時間以上はNG

ただし、36協定を結んだからこの時間まで残業してよいというものではありません。

あくまで協定を結んだとしても時間外労働は必要最小限に留めるべきというのが指針です。

つまり36協定を結んでるから毎日残業してもOK、というのは間違いであり基本的には仕事は定時で終わりとなるべきものです。

毎日残業当たり前な会社がおかしい理由

かりん

なんで毎日残業が当たり前になっちゃうんだろう?

法律上は残業は存在しないはずですが、毎日残業が当たり前な会社がたくさん存在するのが現実です。

それらの会社は基本的な事が出来ていないため、その結果毎日残業が当たり前になってしまいます

なおひ

会社として抑えるべき基本が抜けているため、毎日残業が当たり前な会社はおかしいです

なぜ残業が当たり前になってしまうのか?それは以下のような理由があります。

業務量のコントロールができていない

残業する理由の中で最も多いのが「仕事の量が多すぎる」です。

残業をする理由

引用:「長時間残業」に関するアンケート|インターワイヤード調べ

繁忙期や突発的に仕事が増えて残業するのは仕方ないですが、繁忙期関係なく常に仕事が多い状態は要注意

人員に対してどのくらいの業務量があるか把握できていないと社員は働かざるを得なくなり、結果残業が当たり前になってしまいます。

常に仕事量が多い状態

仕事のキャパが一杯なのに関係なく新しい仕事を与えられてしまい、毎日残業という状態になりがちです。

なおひ

上司が「仕事があるのは良いことだ」とか言い出すので全然改善されなかったり…

十分なリソースが準備できていない

会社が仕事を進めるための十分なリソースを用意できていない場合も毎日残業せざるを得なくなります。

具体的には以下のものが足りないことが多いです。

不足しているリソース

  • 能力のある人員の数
  • 仕事に必要な設備(十分な性能のPCなど)
  • 仕事を進められる環境

特に不足しがちなのが能力のある人員です。

人員の数が居ても仕事ができる人が少ないと出来る人に仕事が集中して大変なことに…

仕事の出来る人に仕事が集中する図
なおひ

「仕事しないおじさん」が沢山いても意味ないんですよねえ…

特に若手が少ない会社だと雑用も集中するので残業地獄にハマりやすくなります…

仕事のフローが整理されていない

仕事フローが整理されていない会社は無駄ばかりです。

無駄な時間がある分、残業で補うため毎日残業というパターンにハマってしまいます。

無駄な時間の例

  • 特に何も決まらない会議の時間
  • 手間だけかかる事務作業をする時間
  • 誰も見ない書類を作る時間

仕事の進め方が見直されていない会社やアナログ作業が多い会社にありがちなパターンです。

仕事の生産性を上げられれば残業を減らせますが、見てみぬ振りをする会社は未来永劫残業を続けるハメになります…

コスト管理ができていない

会社に掛かっているコストのうち、半分は人件費です。

スクロールできます
業種 2020年度労働分配率
合計50.7%
製造業51.0%
卸売業49.7%
小売業49.4%
引用:経済産業省企業活動基本調査速報 2021年経済産業省企業活動基本調査(2020年度実績)

労働分配率とは

労働分配率とは、付加価値額に対しての人件費を示す指標であり、会社が新たに生み出した価値のうちどれだけ人件費に分配されたかを示す指標。ここでは、以下の算出による。

労働分配率 = 給与総額 ÷ 付加価値額 × 100

引用:2021年経済産業省企業活動基本調査(2020年度実績)の結果(速報)を取りまとめました

残業をさせる=残業代を余分に払うため、人件費が余計にかかることとなり会社としてもダメージがあります。

残業が当たり前の会社はコスト管理もガバガバの可能性があるため将来性という点でも注意が必要です。

なおひ

残業代を払わない会社は問題外です
辞める準備をしましょう

残業をする人が偉いという雰囲気がある

「残業する人が正義」という雰囲気がある会社は要注意です。

その雰囲気が存在する限り毎日残業をする日々から抜け出せません。

パワハラ上司

上司より先に帰るやつなんていねーよなあ!?

なおひ

面倒くさいから残ろう…

残念ながら未だにこのような職場があるのも事実で、僕も異動前は「残業している人こそ仕事ができる人」という雰囲気に支配されていました。

なおひ

完全に間違った考えでした…

会社がこのような雰囲気の場合、変わってくれる望みは薄です。

いっその事働く環境を変えてしまうのが近道かもしれません。

毎日残業当たり前な日々を続けたらどうなる?

かりん

毎日残業を続けたらどうなるの?

毎日残業を続けると疲労が蓄積し、色々なことが上手くいかなくなります。

実際に毎日残業を続けていた僕が感じた変化は以下の通りです。

仕事の成果が出なくなる

残業が続くと疲労が溜まり、仕事のパフォーマンスも落ちていきます

最初は残業をすることで出せていた成果も、生産性が落ちることで思うような成果が出ないようになります

なおひ

頭が回らなくなったり、ミスが増えていきます

その結果、仕事の成果が出ないのにダメージだけ蓄積するようになってしまいました。

仕事が辛い人はこちらもCheck!

体調を崩しやすくなる

残業を続けると身体に疲労が蓄積し、体調を崩しやすくなります。

頻繁に熱を出すようになったら要注意身体が限界をむかえているサインです。

なおひ

僕は月に1回は高熱を出すように…

そのうち本当に身体を壊してしまいかねないので休むのが大事です。

仕事に行くのが辛い人はこちらもCheck!

人生の楽しみが減る

残業で疲れが溜まると休日も体力回復に使うことになります

その結果、自分がやりたいことに使える時間も減り、無気力状態となってしまいます。

なおひ

疲れていると遊びに行くのも億劫になって寝るばかりに…

自分の趣味も無くなり、人生の思い出も減ってしまうのでこうなる前に手を打ちましょう。

無駄な出費が増える

残業が増えるとストレスも溜まります。

散財がストレス解消の手段になっている人は要注意、いらないものばかり買ってお金を失うことになります。

なおひ

残業代稼いでるから…と考えだしたら気を付けましょう

残業をして身体に疲れを溜めた上に稼いだお金を無駄遣いしたら何も残らなくなってしまいます…

毎日残業当たり前がおかしいと感じた時にすべきこと

かりん

残業ばかりの日々から抜け出したいなあ

残業が当たり前となっている状況から抜け出す方法は以下の3つです。

周りの目を気にせず帰る

最も手軽ですぐ実行できますが、最も勇気が必要な方法です。

毎日残業をするのではなく、週に1日か2日定時で帰ってしまいましょう。

かりん

そんなことしたら他の日にシワ寄せが行くだけじゃない?

意外と他の日の残業時間もそこまで増えなかったりします。

そもそも残業の時点で既に頭も身体も疲れている為、沢山残業してもアウトプットはそこまで多くなりません。

逆に定時で帰れる日があることでリフレッシュされ、モチベーションも上がるので同じ時間でも色々な仕事がこなせることもあります。

かりん

上司の目が気になって帰れない…

ここは強い気持ちを持って上司の目を無視して帰りましょう。

上司の評価を気にして気づかい残業をしていると一生定時帰りの生活は手に入りません。

なおひ

定時で帰るのは悪いことではない、という気持ちを強く持つのが大事です

仕事を効率化して残業を減らす

仕事が多くてもそれぞれを効率化すれば短時間で仕事が終わり、残業時間を減らすことが出来ます。

仕事を効率化する方法

  • 無駄プロセスを無くす
  • アウトソーシングする
  • 自動化する

特にPC作業が多い人は自動化を考えると仕事効率化に効果大です。

なおひ

僕はPythonを用いて仕事を効率化し、残業時間を80時間⇒20時間まで減らすことが出来ました

Pythonを使った仕事効率化の事例

残業が少ないところに働く場所を変える

職場の雰囲気的に早く帰れず、効率化しても残業が無くならない場合は働く場所を変えてしまいましょう。

変化を求める場合、自分と他者では自分が変わる方がよっぽど簡単です。

なおひ

周りに変化を求めても基本変わってくれませんからね

残業に不満な状態を続けるのは自分の人生にとっても悪影響なので我慢せずに働く場所を変えるのは自分を守るためにも大切です。

働く場所を変える方法

  • 転職する
  • 異動希望を出す
  • 社内公募で異動する

転職の進め方は以下の2通りありますが、どちらも並行して進めるのが効率いいです。

転職の進め方
  • 転職サイトに登録して自力で求人を探す
  • 転職エージェントのサポートを受けながら転職活動する

自力で転職活動を進める人はまずは転職サイトに登録するからスタートです。

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転職エージェントのサポートを受けると当然ながら成功率が高まります。

転職エージェントは基本無料なのでまずは登録して話を聞いてみましょう。

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異動希望を出す場合は上司に相談からスタートです。

まずは定期面談などを利用して相談してみましょう。

上司に相談するコツ

上司が聞き入れてくれない場合は社内公募を利用するのもアリです。

なおひ

僕も最終的に社内公募をつかって異動しました

社内公募に合格するコツ

毎日残業当たり前の状況を抜け出したい人を後押しするサービス

毎日残業する日々から抜け出したい。

だけどもどのアクションを取るのが正解か分からない人はキャリアコーチングを利用しましょう。

キャリアコーチングとは?

キャリア・コーチングは、お一人おひとりが自分ならではのキャリアデザインを持ち、さらに行動を変えながら自立的に実現してゆけるよう継続的にサポートするキャリア支援サービス

引用:日本キャリア・コーチング

キャリアコーチングの説明

キャリアコーチングを利用することで自分に合った職場を見つけることが出来ます。

実際に使った人の口コミ評価が最も高いサービスは「マジキャリ」です。

サービスも充実しており、初回60分は無料なので手軽にお試しできます。

まとめ:毎日残業が当たり前の職場はおかしいのですぐ脱出しよう

毎日残業が当たり前という環境は何かがおかしいです。

辛さを感じる人は残業地獄から抜け出すためのアクションを起こしてみましょう。

今回の内容をまとめます。

毎日残業が当たり前になる会社のおかしい特徴3つ

毎日残業当たり前のおかしい状態から脱出する方法3選

自分が今の職場にとどまるべきか悩んでいる人はキャリアコーチングで無料相談しましょう。

口コミ満足度最高のサービス

今回の内容は以上です。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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